自民・鶴保氏「運良く能登地震あった」=発言を陳謝・撤回【25参院選】

自民党の鶴保庸介参院予算委員長は8日、和歌山市で開かれた同党参院選候補の演説会で、2024年1月の能登半島地震に関し「運がいいことに能登で地震があった」と述べた。自身が推進する「二地域居住」の取り組みが地震をきっかけに進展したと説明しようとしたとみられるが、不適切な発言として批判を招きそうだ。
演説会には石破茂首相も出席した。首相の会場入りは鶴保氏の発言の後だった。首相は演説で、能登半島地震に触れ、「日本国を世界一の防災大国にする」と語った。
鶴保氏は8日夜になってコメントを出し、「誤解を与える表現だった」と陳謝した上で、発言を撤回した。 [時事通信社]

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