20日午後4時すぎ、JR山手線の車両内でスマートフォンのバッテリーが発火して5人がケガをしました。
東京消防庁と警視庁によりますと、20日午後4時すぎ、JR山手線内回りの新大久保駅と新宿駅の間をはしる車両内でスマートフォンのバッテリーが発火し、乗客5人がケガをしました。
JR東日本は、山手線・埼京線などJR新宿駅を通る全路線で一時、運転を見合わせましたが、これまでに、全て運転が再開されました。
NITE=製品評価技術基盤機構によりますと、モバイルバッテリーなど、リチウムイオン電池を使用した製品の発火事故は、去年までの5年間で1500件以上報告されており、特に高温となる場所に放置されたリチウムイオン電池が異常発熱し、発火する恐れがあるとして注意を呼びかけています。