津波に関する情報について、気象庁はきょう(24日)正午から、津波を正常に観測できない状況を「欠測」という言葉で示す新たな情報提供を始めます。
「欠測」とは、津波が正常に観測できない状態になっていることを示すものです。
「欠測」となるケースとして、▼地震によって観測データを送るための通信網が途絶した場合や、▼去年(2024年)の能登半島地震のように地面が隆起して観測機器が海面を捉えられなくなった場合、また、▼東日本大震災のように津波によって観測機器が壊されたり、押し流されたりした場合などが考えられます。
「欠測」は、津波が到達していないことを示す情報ではありません。
「欠測」と表示されていても、すでに津波が到達している可能性もありますので、津波警報や津波注意報が発表された場合には、解除されるまで安全な場所から離れないようにしてください。