工事現場でトロッコ落下、5人が骨折や一酸化炭素中毒など重軽傷…ワイヤが切れたか

4日午後3時10分頃、群馬県沼田市白沢町尾合の水力発電所「白沢発電所」の改修工事現場でトロッコが落下し、乗っていた23~65歳の男性作業員5人が巻き込まれ、3人が腰や脚の骨を折るなどの重傷、2人が一酸化炭素中毒などの軽傷を負った。
県警沼田署などによると、作業員らは7人でトロッコを使い、発電所につながるトンネルからコンクリート片を引き上げる作業をしていたところ、ワイヤが切れてトロッコが落下したとみられる。
県企業局発電課によると、7人は鉄管を支えるコンクリートの台を取り壊す作業をしていた。
現場には救急車と消防車計約10台が集まり、消防隊員らがロープをつなげた担架に作業員を乗せ、人力で引き上げていた。午後5時半過ぎには、全員が救助された。

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