三菱UFJ貸金庫窃盗、元行員の47歳女に懲役12年求刑 検察「前代未聞の犯行」

三菱UFJ銀行の貸金庫から顧客が預けた金品を盗んだとして、窃盗罪に問われた元行員、山崎由香理被告(47)の論告求刑公判が18日、東京地裁で開かれ、検察側は「前代未聞の犯行だ」として懲役12年を求刑した。
被告はこれまでの被告人質問で、「感覚がまひし、犯行をやめられなかった」と供述。外国為替証拠金取引(FX)や競馬で多額の借金をし、平成25年に個人再生手続きを取った上、当時の夫と今後はFXなどをしないと「誓約書を交わした」が、夫に隠れて「29~30年に再び始めた」と話していた。
起訴状によると、令和5年3月~6年10月、三菱UFJの店舗の貸金庫から金塊29個や、現金約6145万円などを窃取したとしている。

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