週間天気予報 猛烈な台風19号の進路に注意 体感変化が大きい1週間

【 この先のポイント 】
・台風18号は先島に影響 19号は進路に注意
・日本海側は周期的に雨 強まるおそれも
・彼岸を過ぎても残暑継続
この先、北日本や日本海側は天気が周期変化します。低気圧や前線付近では強雨や雷雨、突風に注意が必要です。
太平洋側は晴れる日が多い見込みです。
台風18号は先島に影響 19号は進路に注意
現在、日本の周辺には台風18号(ラガサ)、台風19号(ノグリー)が発生しています。
暴風域を伴った非常に強い勢力の台風18号は、今日21日(月)から明後日23日(火・祝)にかけて沖縄の先島諸島の南の海域を通過するとみられます。
「猛烈な台風」に発達する予想で、先島諸島には「アウターバンド」と呼ばれる台風の外側に形成される発達した雲がかかりやすくなります。23日(火・祝)頃にかけて、高波や強風、一時的な強雨などに注意してください。
台風19号は今日21日(日)9時に猛烈な勢力まで発達し、南鳥島近海を西北西へ進んでいます。ただ、週半ば以降の進路はまだ不確実性が大きく、複雑な進路をとる可能性もあるため、引き続き最新の台風情報を確認するようにしてください。
日本海側は周期的に雨 強まるおそれも
週間天気図
この先、日本付近には高気圧と低気圧が交互に接近、通過します。
25日(木)~26日(金)頃にかけて北日本を低気圧が通過する予想です。そこからのびる前線がかかる日本海側を中心に、強雨や雷雨、大雨、突風の可能性があるため注意が必要です。
一方、太平洋側では秋雨前線の活動が弱まり、日差しの届く日が多くなる見込みです。ただ、日中の昇温によってゲリラ雷雨が発生するおそれがあるため、天気の急変にご注意ください。
彼岸を過ぎても残暑継続
東京の気温変化
日本付近への暖気の流れ込みが弱まるため、これまで続いていた厳しい残暑はようやく落ち着く見込みです。
ただ、関東や東海、西日本では、まだ日中の気温が30℃を超える日はある予想で、熱中症には引き続き注意してください。
一方、最低気温は25℃を下回る日が多く、朝晩は涼しさを感じることもありそうです。
日ごとや朝晩と昼間の寒暖差が大きくなるため、服装で体感温度を上手に調整し、体調管理を心がけてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
北海道の大雪山系・銀泉台や姿見の池付近、本州の中部山岳にある立山・室堂平などでは、一足早く紅葉が始まっています。
北海道や標高の高い地域では、朝晩の冷え込みが強まるにつれて色づきが順調に進むとみられます。大雪山系では9月下旬にかけて、室堂平では9月下旬~10月上旬に見頃を迎える予想です。

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