巨人は24日、球団OBで1軍コーチや2軍監督などを歴任した町田行彦(まちだ・ゆきひこ)さんが、22日午後1時58分に胆管癌のため、都内の自宅で死去したと発表した。91歳だった。
町田さんは長野県長野市出身で、長野北高から52年に国鉄スワローズへ入団。55年には31本塁打を放ち、本塁打王獲得。21歳シーズンでの戴冠は現在もセ・リーグ最年少記録となっている。
西の中西太に対して「東のホームランキング」と呼ばれ活躍。64年に国鉄を自由契約となり、65年にテスト生として巨人に入団し、同年に現役を引退した。通算129本塁打、459打点、打率・233。
引退後は2軍打撃コーチや1軍外野守備走塁コーチ、2軍監督などを歴任した。