酒席で後輩の女性職員2人にセクハラ発言をしたとして、福岡県警は25日、真崎俊行・刑事部長(59)(警視正)を本部長注意の処分にしたと明らかにした。真崎部長は同日付で辞職した。県警監察官室の調べに対し、「酔って覚えていない部分もあるが、被害者が話していることが事実だと思う」と話しているという。
県警によると、真崎部長は7月中旬、福岡市博多区の居酒屋の個室で女性職員2人と飲食をした際に面前で性的な発言をした。この日は勤務日で、仕事を終えた夜に、真崎部長が懇親会として企画。3人で日本酒などを飲み、真崎部長は記憶が薄れるほど酔っていたという。
女性2人が8月下旬、所属する部署に報告していた。