大阪・関西万博の閉幕から一夜明けた14日、大阪府の吉村洋文知事は184日間の会期を振り返って、「成功裏に終わった」と繰り返し評価した。
府庁で報道陣の取材に答えた。吉村氏は「批判や課題もあったが大きな事故なくやりきることができた」とし、「本当にやって良かった。世界の価値観や技術に触れて、未来の方向性を少しでも示せたのは、非常に大きな意義があった」と強調した。
吉村氏は万博を運営した日本国際博覧会協会の副会長でもある。閉幕前の報道各社のインタビューでは、万博の成否について「国民が判断すること」と説明したうえで「運営者として合格点だった」と話していた。【宮本翔平、加藤明子】