「小泉防衛相」が14日、インターネット上のトレンドワードに浮上した。
同日付の読売新聞が、自民党の高市早苗総裁が首相に就任した場合の組閣で、総裁選で戦った小泉進次郎農相(44)を、防衛相に起用する方向で調整に入った、と報じたことを受けたもの。
高市氏は、総裁選で戦った4人についていずれも要職で起用すると明言しており、すでに小林鷹之氏は党政調会長に就任した。茂木敏充元幹事長は、外相への起用が取りざたされているほか、林芳正官房長官も要職に起用される見通しで、読売は総務相にあてる方向で調整に入ったと報じている。
進次郎氏は、米海軍施設や海上自衛隊司令部がある横須賀市が地元ということもあり、初当選以降、安全保障政策にも心を砕いている。一方で、これまで2度敗れた総裁選を通じて、経験不足も指摘されている。 SNSには、読売の報道を受けて「安全保障の司令官が高市総理なら、その意向で防衛大臣が動くだけでよいし、夫婦別姓などの論点に関わらないし、初の重要閣僚。小泉氏にとっては最適なポスト」「外交安全保障の経験を積ませるのは今後を見据えても決して突飛なアイデアでは無いし妥当では」「現在の自民党の人員を考えると現実的で良いと思います。小泉氏は防衛の現場を見ておくのも将来的にプラスになるでしょ?」など肯定的なコメントがある一方で、「正気か」「ちょっと待って!」「進次郎に国防任して大丈夫なん?」「はぁああ 高市さん、小泉防衛大臣とか正気ですか?」「他に適任者は居るやろ」「不安しかないぞ」など、不安視する内容の声も多く寄せられている。