部下で既婚の男性職員とラブホテルに通っていた問題を受け、前橋市の小川晶市長(42)は17日、自身の給与を50%減額した上で、続投する意向を表明した。記者団の取材に「継続している事業を軌道に乗せるため、全身全霊で取り組む覚悟だ」と述べた。市議会は3日、早期の進退表明を求める申し入れ書を全会派共同で小川氏に提出しており、今後は議会の対応が焦点となる。
小川氏は、道義的責任を明確にするため、残りの任期中の給与を減額すると説明。「市民の信頼を回復するため、どういう責任を果たせるか考えた時に、自分自身に重い処分を下す必要がある」と語った。
小川氏は9月、「NEWSポストセブン」が問題を報じたことを受け記者会見し、男性が既婚であることを知りながら10回以上ラブホテルに行ったと認めた。ただ、進退を含めた責任の取り方について、これまで明言を避けてきた。 [時事通信社]