防衛省は27日、小泉防衛相が米国のヘグセス国防長官と同省で29日に会談すると発表した。小泉氏は会談で日本の防衛力強化の方針を伝達する。同盟強化の具体策について意見交換するほか、厳しさが増すインド太平洋地域の安全保障環境について認識を擦り合わせる予定だ。
小泉氏の就任後、両氏の会談は初めて。ヘグセス氏は、27~29日の日程で来日したトランプ米大統領とは別行動をとっている。
小泉氏は安全保障関連費のGDP(国内総生産)比2%への引き上げ目標を2年前倒しして今年度内に達成することや、安保3文書の改定を前倒しすることを説明する方針だ。26日のNHK番組で「ヘグセス氏と安保環境の認識を一致させ、個人的な信頼関係を築くことが重要だ」と話していた。
防衛省は発表に際し、ヘグセス氏の肩書を「戦争長官」と表記した。「米側と調整した上で使うことを決めた」としている。トランプ氏は9月、国防総省や国防長官の呼称に「戦争省」「戦争長官」を使えるとする大統領令に署名した。