山口大、来年度入学の学部生から授業料2割値上げ…修士課程は27年度入学者から

山口大(山口市)は30日、2026年度に入学する学部生から授業料を2割値上げすると発表した。授業料は現在の年間53万5800円から64万2960円となる。国からの交付金の減少や物価高騰による経営圧迫が主な理由という。
国立大の授業料は文部科学省令で定められ、05年度以降は現在の標準額(53万5800円)で据え置かれてきた。しかし、各国立大は標準額から最大2割まで増額が可能で、19年度以降、首都圏を中心に東京大など複数の大学が授業料を値上げした。西日本の大学では山口大が初めてという。
今回の改定では、大学院修士課程などでも27年度の入学者から2割値上げする。一方で、修士課程を修了して博士課程に進む人や在学生の授業料は値上げしない。改定に伴う増収は初年度で1億6000万円程度を見込んでいる。
この日の記者会見で、谷沢幸生学長は「将来にわたって大学の魅力を高め、学びの環境を作ることにつながる」と理解を求めた。一方、十分な説明がないとして、学生有志が反対署名を谷沢学長に手渡した。

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