大分市の大規模火災、3日目に入っても鎮火せず…不明男性宅の焼け跡から1遺体

大分市佐賀関で18日夕に発生した大規模火災で、大分県などは19日、建物170棟以上、約4万8900平方メートルが焼損したと発表した。発生から30時間以上が経過した20日午前0時現在も鎮火していない。連絡が取れていない男性(76)方の焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかり、大分県警は同住宅の住民の男性の可能性が高いとみて身元や死因を調べる。
火災は18日午後5時40分頃、住民からの119番で覚知。周辺の私有林約10か所にも延焼し、南東に約1・4キロ離れた無人島・蔦島にも、風にあおられて飛び火した。県は19日、市への災害救助法の適用を決め、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。市の開設した避難所には19日午後7時現在、73世帯111人が避難している。午後8時現在、約270戸が停電している。

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