最大震度6強で損傷した青森県八戸市の中心部にある鉄塔について、NTT東日本は年内の復旧をめざすとしています。
八戸市柏崎4丁目にある「NTT青森八戸ビル」の屋上に設置された無線通信アンテナの鉄塔は、8日夜に発生した最大震度6強の地震で損傷しました。柱4本のうち1本が破断し、およそ1000か所のボルトのうち19か所が外れました。
八戸市は倒壊の恐れがあるとして、ビル周辺に住む48世帯の避難指示を継続しています。
近くを通る国道45号は、類家1丁目交差点から八戸郵便局前のおよそ1キロで通行止めが続いています。
NTT東日本は、鉄塔の修復について「少なくとも3週間はかかる。年内の復旧をめざしたい」としています。ただ、天候や今後の地震の影響によってはさらに時間がかかる可能性もあるということです。