ガソリン暫定税率 半世紀を経てきょう廃止

きょう、12月31日をもってガソリン税の暫定税率が廃止されました。
レギュラーガソリン1リットルには、25.1円の暫定税率が上乗せされていましたが、31日をもって、廃止となりました。
政府は、暫定税率の廃止によるガソリン価格の急激な変動を避けるため、段階的に補助金を引き上げてきたことから、すでにガソリン価格は値下がりしていました。
31日、暫定税率の廃止と同時に補助金も終了しましたが、ガソリンの小売価格の変動は生じない見通しです。
ガソリン税の暫定税率は、道路を作る財源を拡充する目的で1974年に2年間の限定で始まりました。延長が繰り返されたあと、2009年から一般財源化されていましたが、導入からおよそ半世紀を経て姿を消すこととなりました。

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