琉球大学元教授が公的研究費などを不正使用か 1265万円超を架空の謝金などに支出させキックバック 大学が調査結果公表

琉球大学は、3日、国際地域創造学部の元教授が、公的研究費など1265万円余りを架空の業務などに対し大学に支出させて、キックバックを受け取るなど不正使用していたと発表しました。
公的研究費などの不正使用が認定されたのは、沖縄県にある国立大学琉球大学の国際地域創造学部の荒川雅志元教授です。
琉球大学が3日、公表した調査結果によりますと、荒川元教授は、教授として在職中の2017年度から2024年度にかけて、実体のない指導や助言に対する謝金や、架空の業務に対する業務委託の名目で、学外の協力者に対して大学に公的研究費などを支出させ、一部の協力者からは金銭の全部または大部分を返金させていたということです。
不正使用は、合計28件、1265万円余りに上るということです。
荒川元教授は大学に対し、代理人弁護士を通じて文書で、一部に正当な支出もあったと主張していますが、キックバックについては生活費などの不足を埋めるためだったと認めているということで、琉球大学は私的流用があったと認定しました。
不正使用をめぐっては外部からの情報提供があったため、大学は2024年から関係者からの聞き取りや、荒川元教授からの書面回答などにより調査を進めてきました。
荒川元教授は2024年9月末に辞職しています。
琉球大学は、「このような事態が生じたことは誠に遺憾であり深くおわびする」と謝罪すると共に、「再発防止の徹底を図っていく」とコメントしています。

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