海自イージス艦改修、「トマホーク」発射可能…射程1600キロで「反撃能力」の柱に

【サンディエゴ(米カリフォルニア州)=後藤香代】防衛省は27日、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」が米国での改修を完了し、長射程の米国製巡航ミサイル「トマホーク」を発射可能になったと発表した。射程1600キロ・メートル超のトマホークは敵のミサイル発射拠点などを攻撃する「反撃能力」の柱となる。
海自艦艇でトマホークの発射能力を持つのは初めて。防衛省は最大400発のトマホークを取得する計画で、全8隻のイージス艦から発射できるよう順次改修を進める。
米カリフォルニア州サンディエゴの海軍基地に停泊する同艦上では同日(米時間26日)に式典が開かれ、日米の関係者約200人が出席した。海自水上艦隊の伍賀祥裕司令官は「厳しさを増す安全保障環境の下、抑止力を強化するための重要な事業だ」とあいさつした。米海軍第3艦隊のジョン・ウェイド司令官は「海自との協力に全力を尽くす」と連携強化を誓った。
伍賀司令官は式典後、記者団に、8月までに実射試験を行う考えを明らかにした。反撃能力を備えた「ちょうかい」は9月中旬に日本に戻り、海自佐世保基地(長崎県)を拠点に任務に就く見通しだ。

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