強盗事件を自作自演したとして、偽計業務妨害罪に問われた山形県上山市高野、無職の女(24)の初公判が15日、山形地裁(田中昭行裁判長)であった。女は起訴事実を認め、検察側は拘禁刑1年を求刑して即日結審した。判決は6月3日。
起訴状によると、女は昨年12月1日、「泥棒に殴られ、バッグから財布を盗まれた」と上山署に虚偽の通報をして、警察官計110人に車両検問などを行わせ、業務を妨害したとされる。
検察側は冒頭陳述で、女は無職となったことを言い出せず、親が立て替えていた5万円を返済できないことを、強盗のせいにすれば許されると考えたと主張した。
弁護側は論告で「思いつきで積極的に妨害する意図はなかった。深く反省し再犯の可能性は低い」と執行猶予付きの判決を求めた。