容疑者の氏名や生年月日などの個人情報、報道各社に誤送信…千葉県弁護士会

千葉県弁護士会は15日、県警に逮捕されて勾留中の容疑者の個人情報が記載された書類1枚を、誤って報道各社にファクスで送信したと発表した。書類には容疑者の氏名や生年月日、容疑の罪名などが書かれていた。
同会によると、11日午後4時半頃、同会事務局の職員が複合機から千葉地裁に書類を送信する際、新聞社やテレビ局など15社を登録した宛先も選択した。12日午前9時半頃、1社から連絡があり、誤送信が判明した。同会は各社に書類の破棄などを求めている。
複合機にはファクスの送信先を液晶画面で確認できる機能があったが、同会は使っていなかった。今後はこの機能を活用し、送信前の指さし確認などもする。菊地秀樹会長は「心よりおわび申し上げる。個人情報を扱う事業者であることを念頭に置き、再発防止に取り組む」とコメントした。

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