ビッグモーターの都内9店舗を一斉捜索、街路樹枯死問題で…警視庁

中古車大手「ビッグモーター」の店舗前で街路樹の枯死などが見つかった問題で、警視庁は8日午前、従業員が除草剤を散布したり、無断伐採したりした疑いがあるとして、器物損壊容疑で東京都内の9店舗に一斉捜索に入った。
街路樹を管理している都の調査では、多摩店を含む都内9店舗の前の土壌から、除草剤成分の「グリホサート」などが検出され、計11本の街路樹が枯れていたことが判明。都が今月5日、警視庁に被害届を提出していた。
都道沿いの街路樹20本が無断で伐採されていた多摩市貝取の「多摩店」では午前10時頃、捜査員約20人が捜索に入った。警視庁は今後、土壌調査を行い枯死の原因を調べるほか、従業員らから事情聞き、経緯を詳しく調べる。
ビッグモーターを巡っては各地で同様の被害が発覚しており、神奈川県警が今月6日、県内3店舗を同容疑で捜索している。

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