青山和弘氏 岸田政権に「支持の底が抜けた」「政府内で不満が溜まっている」

政治ジャーナリストの青山和弘氏が18日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演し、支持率が低下する岸田政権について解説した。
番組では発足以来、支持率が過去最低となる26・9%となった岸田政権を取り上げた。岸田文雄首相は「税の増収分を国民に還元すべき」と表明し今月2日に所得税3万円、住民税1万円の減税政策が閣議決定した。しかし鈴木俊一財務大臣が「増税分はすでに使っている。減税をするなら国債の発行が必要」と述べた。
青山氏は「(国民は税金を)一生懸命に収めているのに、自分の保身や選挙対策のために戻すと言われてもバカにすんなって。非常に減税の政策って難しいんです。今回まさに発表したのが補欠選挙の前の前の日というタイミングもあって、完全に選挙対策と見透かされて支持の底が抜けたと思います」と指摘。
鈴木大臣の発言についても青山氏は「こんなに否定する必要もないし。言葉遊びなんですよ、還元するとか言っても。総理のおっしゃる通りですって言ってればいいし、言わなくてもいい。こうやって言うということは、いかにチーム岸田、政府内で不満が溜まっているかということ」と解説した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする