三井住友FGの太田純社長が膵臓がんで死去、65歳…顧客基盤の強化進める

三井住友フィナンシャルグループ(FG)社長の太田純(おおた・じゅん)氏が25日、 膵臓 がんで死去した。65歳だった。三井住友FGが27日、発表した。告別式は近親者で行い、後日、お別れの会を開く。弔問、香典、供花、供物は辞退している。喪主は妻・美由紀さん。
太田氏は京都府出身で、1982年に京大法学部を卒業し、住友銀行(現三井住友銀行)に入行。三井住友FG副社長を経て、2019年4月、社長に就任した。
就任後は、スマートフォンのアプリで、口座管理やクレジットカードなどの金融取引を一体化したサービス「オリーブ」を手がけ、顧客基盤の強化を進めた。米証券会社、ジェフリーズへの出資を始め、海外事業の拡大にも力を入れた。
当面の間、中島 達 副社長が社長を代行し、近日中に後任を選定する。

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