大阪府寝屋川市で3歳の孫に暴行を加えて死亡させた罪などに問われている祖母の裁判で、検察側は懲役9年を求刑しました。 起訴状などによりますと、介護士の寺本由美被告(48)はおととし7月、寝屋川市の自宅で、孫の豊岡琉聖翔ちゃん(当時3)に何らかの暴行を加えて死亡させた罪などに問われています。 これまでの裁判で寺本被告は自宅での暴行については否認しています。 11月28日の裁判で、検察側は「解剖医らは琉聖翔ちゃんが身体を突き飛ばされるなど強い力によって傷害を負ったと証言していて、被告は琉聖翔ちゃんが寝付けないことに腹を立て自宅で暴行を加えていた」とした上で「悪質な犯行で反省もしていない」として、懲役9年を求刑しました。 判決は12月13日の予定です。