【ワシントン共同】米空軍特殊作戦司令部は29日、共同通信の取材に対し、鹿児島県・屋久島沖に墜落したCV22オスプレイには8人が搭乗し訓練中だったと説明した。第10管区海上保安本部(鹿児島)は搭乗員を当初8人と発表し、29日に6人と訂正したが、30日に8人だったと再訂正した。
同司令部によると、オスプレイは米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)を拠点とする第353特殊作戦航空団の所属。
米メディアは、米海兵隊仕様のオスプレイMV22が今年8月にオーストラリアで墜落し3人が死亡したことや、昨年6月に米西部加州の砂漠で墜落し5人が犠牲になったことを交えて今回の事故を報道している。