ウクライナへの「関心薄れた」46% dサーベイ世論調査

社会調査研究センターは3日、スマートフォンを対象とした調査方式「dサーベイ」による全国世論調査を実施した。イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区に侵攻した中東情勢の影響で、ロシアの侵攻が続くウクライナに対し「関心が薄れたように思う」と46%が回答し、「関心が薄れたとは思わない」の39%を上回った。
2025年大阪・関西万博については「予定通り開催すべきだ」が26%にとどまり、「中止か延期を検討すべきだ」の39%、「関心がない」の34%を下回った。公費負担の増加と会場建設の遅れが問題視される中、万博誘致を主導した日本維新の会の政党支持率は8月調査の13%をピークに低落傾向にあり、今回の調査では9%となった。自民党の支持率は19%、立憲民主党は7%だった。
dサーベイは、NTTドコモのdポイントクラブ会員を対象としたアンケートサービスを使用し、全国の約6500万人(18歳以上)を母集団として無作為抽出調査ができるのが特徴。今回は2047人から有効回答を得た。調査結果の詳細は同センターのホームページに掲載される。【社会調査研究センター・平田崇浩】

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