鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故で、海上保安庁は発生から1週間となった6日、残る行方不明者2人の捜索を続けた。米軍は搭乗していた8人について死亡したと認定。関係者によると、4日に海中で見つかった5人のうち、未収容だった3人の遺体が6日、引き揚げられたことが判明。米軍は胴体部の残骸の引き揚げを急ぐ。
屋久島の沖合では、海上自衛隊の艦艇が展開し、チャーターした漁船に乗った米軍関係者の姿も見られた。墜落した海域周辺では、ゴムボートからダイバーが海中の様子を探った。屋久島空港には、シートでくるまれた機体の一部が持ち込まれ、米側に引き渡された。