6日午後、茨城県の日立市役所前のイベント会場に乗用車が突っ込んだ後に逃走し、その後、同じ男が運転したとみられる車が東海村役場に突っ込んだ事件で、警察が事情を聞いている50代の男は、「東海村に恨みがあった」などと話していることがわかりました。現在の東海村役場の様子を福永記者が中継。
発生から4時間ほどがたった茨城県東海村役場の前です。この場所は連続して車が突っ込んだ場所の2件目、白い車が突っ込んだ現場です。
今、役場の入り口には今、ブルーシートがかけられていて、この中に、突っ込んだ白い車が今も残されたままの状態となっています。先ほどから時折、警察官がブルーシートをめくって中に入り、何かを調べているような様子も見受けられました。
東海村役場が開いている時間は、普段は午後5時15分までですが、建物には今も多くの明かりがついたままの状態となっています。
捜査関係者によりますと、運転していた50代の男は、日立市役所前の広場に黒い車で突っ込んだ後、近くで車を乗り捨て、別の白い車に乗り東海村役場に突っ込んだとみられています。
そして、男の話の内容が新たに入ってきました。捜査関係者への取材で「東海村に恨みがあった」などと説明していることが新たにわかりました。また男は2件とも「自分がやった」などと話しているということです。
さらに、警察は日立市に住む50代の男を、東海村役場庁舎に対する建造物損壊の疑いで逮捕状を請求しました。容疑が固まり次第、逮捕する方針です。