タクシー運転手の男性に殴るなどの暴行を加えた上、タクシーの窓ガラスを割ったとして、41歳の会社員の男が逮捕されました。
警視庁によりますと、逮捕された会社員の大森直樹容疑者はことし10月、乗車したタクシーの車内で、20代の運転手の男性に対して髪を引っ張ったり顔を殴ったりする暴行を加えた上、タクシーの窓ガラスを殴って割った疑いがもたれています。
大森容疑者は東京・六本木の路上からタクシーに乗車しましたが、途中から「どこ行ってんの」「遠回りちゃう?」などと腹を立て、謝る運転手に対しておよそ30分間、説教や暴行を繰り返したとみられています。
大森容疑者は当時、酒に酔っていたとみられていて、調べに対して、「態度が悪かったからやりました」と容疑を認めているということです。