東京都の小池百合子知事は27日、共同通信のインタビューに応じ、2期目の任期満了に伴う来年7月の都知事選に関し「現実のさまざまな課題にまい進しているということに尽きる」とし、態度を明らかにしなかった。2024年度当初予算案では団塊世代が75歳以上の後期高齢者となる「2025年問題」を見据え、介護人材の確保などに注力する考えを示した。
小池氏は来年7月30日で任期満了となる。都知事選は6月20日告示、7月7日投開票の日程で行われる。
小池氏は高齢者対策に関し、住み慣れた地域で医療や介護の一体的サービスを受けられる「地域包括ケアシステム」の充実を図るとした。