参院選の街頭演説中に女性候補の胸付近を触ったとして、「セクハラ」などと指摘された記事で名誉を傷つけられたとして、猪瀬直樹氏が新聞社などを訴えた裁判で、東京地裁は猪瀬氏の訴えを退けました。猪瀬氏は28日付で控訴したということです。
この裁判は、日本維新の会の参議院議員・猪瀬直樹氏が、去年の参議院選挙の街頭演説で、女性候補の胸付近を触ったとして、「セクハラ」などと指摘された記事をめぐり、名誉を傷つけられたとして、朝日新聞社などに対し、1100万円の損害賠償を求めているものです。
東京地裁は今月15日、「意図的に女性の胸に触れたのは真実だと認められる」として記事の違法性を否定し、猪瀬氏の訴えを退ける判決を言い渡していました。
猪瀬氏はこれを不服として、28日付で控訴したということです。