日本航空機と海上保安庁機の衝突事故を受け、日航と全日本空輸は4日、羽田空港を発着する便を中心に国内線の計131便の運航を取りやめる。機材の不足や事故の起きた羽田空港のC滑走路が閉鎖されている影響が続いており、4日は両社で約2万8000人に影響が出る見通しだ。
日航は計66便、全日空は計65便が欠航すると発表した。スカイマークも欠航や大幅な遅延の可能性があるとして、最新の運航状況をホームページで確認するように呼びかけている。
欠航が続いていることを受け、JR各社は4日、新幹線を増便する。JR東日本は北陸と北海道・東北、JR西日本は山陽新幹線で臨時列車を運行しており、航空各社は新幹線の利用も検討するように促している。