石川県内の停電2万9700戸、前日から1割減も復旧時期見通せず…自家発電など燃料枯渇の恐れ

能登半島地震による停電や通信障害は4日も続いており、各社が復旧を急いでいる。北陸電力によると、4日午前11時半現在、石川県で約2万9700戸が停電している。関西電力や中部電力の応援も入り、前日から約1割減ったが、復旧時期は見通せないという。
石川県内の一部地域ではNTT西日本のインターネット接続サービスや固定電話を利用できない状況で、4日午前6時現在で輪島、珠洲両市の計約4500件に影響が出ている。自家発電などの非常用電源で稼働している通信設備もあり、停電が解消しない場合、4日午後5時以降は燃料が枯渇してサービスが利用できない地域が広がる可能性がある。
携帯電話は、4日朝までにKDDIは石川県七尾市で、ソフトバンクは新潟県糸魚川、上越両市での通信障害が解消したと発表した。
コンビニエンスストアでは、セブン―イレブンの休業店舗は一時の約150店から石川県の2店に減った。ファミリーマートは35店舗、ローソンは8店舗の休業が続いている。

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