足立区遺体遺棄 夫婦の携帯電話持ち去られる 夫の遺体には十数か所の刺し傷も

東京・足立区の住宅の床下に夫婦の遺体を遺棄したとしてフィリピン人の女が逮捕された事件で、夫婦の携帯電話が自宅から持ち去られていたことがわかりました。また、夫の遺体には十数か所の刺し傷があったということです。
この事件は先週、住宅の床下から高橋徳弘さんと妻の希美江さんの遺体が見つかったもので、遺体を遺棄したとしてモラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ容疑者が逮捕されています。
その後の捜査関係者への取材で夫婦の携帯電話は自宅から見つかっておらず、電波の状況などから、持ち去られていたことがわかりました。事件の発覚を遅らせようとしたものとみられます。
また、自宅からは複数の刃物が見つかりうち1本には血がついていたほか、亡くなった2人の腕には防御創があり、徳弘さんは上半身に十数か所の刺し傷があったことがわかりました。警視庁は夫婦が強い殺意を持って襲われたとみて死亡した経緯を調べるとともに、他にも関与した人物がいる可能性があるとみて捜査しています。

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