20日午後0時半頃、三重県いなべ市の竜ヶ岳(りゅうがたけ)で男性の遭難者が発見され、その後死亡が確認されました。警察は行方不明になっている男性の可能性があるとして、身元の確認を進めています。
警察によりますと、20日午前8時頃、三重・四日市市に住む女性から「19日『宇賀渓(うがけい)に行く』と言って外出した夫が戻らない」と警察に通報があり、20日午前11時頃から警察、山岳連盟、竜ヶ岳登山道整備の会が、遠足尾根(えんそくおね)から山に入り捜索していたところ、午後0時半頃、長尾滝付近の登山道で、男性の遭難者を発見しました。
男性はあおむけに倒れていて、靴が脱げ、左の眉のあたりに出血があったということですが、現場に駆け付けた救急隊により、午後2時半に死亡が確認されました。
死因については現在調査中だということです。
警察はこの男性が、行方のわからなくなっている男性の可能性があるとして、身元の確認を進めています。
遺体の搬送作業は20日、日没で一旦中断され、21日午前9時から再開される予定だということです。