27日夜、北海道函館市のマンションで、段ボールに火をつけて放火しようとした疑いで、26歳の男が逮捕されました。 このマンションでは、25日と26日にも不審火があり、警察が関連を調べています。
現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは、函館市港町3丁目の自称派遣社員、小西康太容疑者26歳です。 小西容疑者は、27日午後9時過ぎ、函館市港町の自分が住むマンションで、廊下に置いてあった段ボールにライターで火をつけて、マンションに放火しようとした疑いが持たれています。
このマンションでは、25日と26日にも、廊下にあった釣り竿や段ボールが焼ける不審火があり、警察が警戒していたところに、小西容疑者が現れて犯行に及んだということで、警察は小西容疑者をその場で逮捕しました。
燃えた段ボールは、警察官によってすぐに消し止められ、建物に被害はありませんでした。
取り調べに対し、小西容疑者は「火をつけました」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、小西容疑者の犯行動機とともに、これまでの不審火との関連を捜査しています。