自民党の茂木幹事長は29日、派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、安倍派など4つの派閥が解散を決める中、自身が会長を務める茂木派について「いわゆる派閥は解消する」と表明しました。
裏金事件を受け、自民党は党改革に向けた政治刷新本部の中間取りまとめを決定していますが、中間取りまとめでは「派閥から脱却し本来の政策集団に生まれ変わらねばならない。そのカギは、政策集団が『お金』と『人事』から完全に決別することである」と明記していて、茂木派は、中間取りまとめを踏まえた対応を取る方針です。
茂木氏は、茂木派について「いわゆる派閥は解消する」としていますが、政策集団としての活動は続けていく方針です。