野党パネルの「裏金」表記巡り自民が反発、参院予算委の開会遅れる…手書きの「カギ括弧」で決着

自民党派閥の政治資金規正法違反事件などが議論された29日午後の参院予算委員会は、開会に先立つ理事会で、野党の質問者が質疑中に使うパネルに記載された裏金の表記を巡って自民理事が「裏金問題と断定的に書かれるのは適切ではない」と反発して紛糾した。
野党側は「裏金問題というのは一般認識として定着している」などと反論し、開会が約30分遅れた。
与野党の協議は開会後も続き、最終的にはパネルに手書きでカギ括弧をつけ、〈「裏金」問題〉などとすることで決着した。野党は「自民は問題を 矮小 化しようとしている」と批判している。

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