携帯販売会社の元社員らが取り引きを装って、iPhoneおよそ1200台、およそ1億5000万円相当を携帯販売会社からだまし取ったとして警視庁に逮捕されました。
携帯販売会社「MXモバイリング」の元社員・本多亮太容疑者(44)と警備会社の元社員・伊藤義郎容疑者(51)は、警備会社から「MXモバイリング」への発注だと装い、iPhoneおよそ1200台、1億5200万円相当をだまし取った疑いがもたれています。
警視庁によりますと、2人は取り引きを通じ、知り合っていて、本多容疑者がすでに警備会社をやめていた伊藤容疑者に現役の社員を装わせ、偽造した警備会社の印鑑などを使って契約を行っていたということです。
2人はiPhoneを転売して現金に換え、このうち本多容疑者はその金をFX投資などに充てていたとみられています。
警視庁は、2人が同様の手口で総額3億4000万円相当のiPhoneをだまし取っていたとみて余罪を調べています。