ブロック塀下敷き男性死亡=被災建物で片付け中―石川

能登半島地震で建物が被害を受けた石川県七尾市一本杉町の老舗「鳥居醤油店」で片付け中、60代男性がブロック塀の下敷きになった事故で、男性が搬送先の病院で亡くなったことが14日、関係者への取材で分かった。
県警などによると、ブロック塀は高さ約1.3メートル、幅3.3メートル。10日、店の関係者が集まって片付けをしていた際に倒壊し、男性が巻き込まれた。関係者によると、男性は心肺停止状態で病院に搬送され、その後に死亡が確認されたという。
建物には応急危険度判定で「危険」と書かれた赤い紙が貼られていた。県は事故を受け、「危険」とされた建物に加え、「要注意」の黄色い紙が貼られた建物近くでボランティア活動する際、専門家から助言を受けるなどの安全確保を求める通知を各地の社会福祉協議会に出した。
[時事通信社]

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする