保護者は困惑 保育士の大半が“パワハラ”理由に退職の意向 約160人の園児在籍の認定こども園の存続が困難に

大阪府堺市の認定こども園で、パワハラを理由に保育士の大半が退職の意向を示し、園の存続が困難になっていることがわかりました。 堺市西区の「あいあい浜寺中央こども園」では、保育士12人のうち10人がパワハラを理由に3月末に退職する意向を示していて、園の運営が困難になる見通しです。市などによりますと、園を運営する社会福祉法人の役員が、保育士らに「あんたらはコマや」などの発言を繰り返していたとされるほか、保育士らが人手不足を訴えた際に増員に応じないなどの問題もあったということです。 (保護者)「3月のぎりぎりに、4月以降の保育園が決まっていないというのが、すごく困っています」 園には約160人の園児(0歳~5歳)が在籍していて、堺市は3月20日まで転園の希望を受け付ける方針です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする