天皇皇后両陛下が6月下旬に国賓としてイギリスを公式訪問する方向で調整が進んでいることが分かりました。
今回の訪問はイギリス側からの正式な招待によるもので、日程は1週間程度。ロンドンのバッキンガム宮殿での歓迎行事や晩さん会に出席するほか、両陛下も留学したオックスフォード大学も訪問する方向で調整が進んでいるとみられます。
両陛下のイギリス公式訪問は2020年にも調整されていましたが、新型コロナの流行で延期されていました。
また、今年2月にはチャールズ国王のがんが公表されましたが、イギリス側からの招待は継続されていて、国王の治療の経過をみながら調整が進められているものとみられます。
即位後の両陛下の海外訪問は去年6月のインドネシア訪問以来、3回目で、イギリス訪問はおととし、エリザベス女王の国葬に参列されて以来2回目となります。