24日夜、北海道の日高山脈のトヨ二岳(標高1493メートル)で、登山をしていた男性から救助要請があり、25日朝、8合目付近で救助されました。
会話ができる状態だということです。
24日午後8時すぎ、日高山脈のトヨニ岳で、登山をしていた男性が「山から戻れなくなった」と警察に救助要請しました。
これを受けて、警察の山岳救助隊などが25日午前5時すぎ、広尾町から捜索に入り、午前7時すぎ、警察のヘリコプターが8合目付近で発見、救助しました。
会話できる状態で、けがや低体温症などもないとみられていますが、その後の警察の調べで、男性は、釧路市米町に住む51歳の会社員と判明しました。
男性は「吹雪で、自力での下山が難しいと判断した」などの旨の話をしているということで、警察は、引き続き遭難の詳しい状況を調べることにしています。