天皇皇后両陛下が今週12日に、能登半島地震の被災地・石川県を再び日帰りで見舞われることが決まりました。
宮内庁によりますと、両陛下が今回、見舞われるのは石川県の穴水町と能登町です。
両陛下は12日午前に特別機で羽田空港から能登空港へ向かい、その後、自衛隊のヘリコプターを利用するなどして穴水町、能登町の順に訪問されます。被災地の負担を減らすため、昼食は前回と同様に持参されるということです。
それぞれの町で土砂崩れや津波被害の現場を視察するほか、被災者を見舞い、災害対応に尽力した人と懇談される予定です。
両陛下は先月22日に最も被害が大きかった輪島市と珠洲市を日帰りで訪問していて、その後、宮内庁と石川県で調整し、新たに同じ奥能登域の穴水町と能登町を見舞われることが決まりました。