「市職員の退職金が全国3位」ネット記事で算出ミス気付く…誤って886万円多く総務省に報告

群馬県館林市は8日、2022年度に定年退職した職員の退職金を、誤って約886万円多く算出し、総務省に報告したと発表した。報告をまとめて同省が公表する「地方公務員給与実態調査結果等」に誤った金額が載せられ、これを基に書かれたネットニュースの記事で「全国3位」と紹介されたことでミスに気付いた。
市人事課によると、22年度の一般行政職の退職手当総額は約3億1017万円。退職者は14人だったが同課の担当者が10人と入力して平均額を算出し、決裁でもミスに気付かず、昨年6月に県を通じて同省に報告した。この結果、本来の平均額は2215万5000円だったが、同省のホームページには3101万8000円と掲載された。このニュースを見た同課職員がミスに気付き、市が県を通じて同省に訂正を依頼している。

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