東京都知事選に「NHKから国民を守る党」が30人を擁立へ 13人の候補者を発表

政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は11日、任期満了に伴う東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に13人の公認候補者を擁立すると発表した。今後も候補者を募り、最終的に計30人の擁立を目指すという。
都庁で会見した立花氏は「(首長選への多数候補の擁立は)ふざけているわけではなく、多くの人に政治に関心を持ってもらいたい。そのためには多くの人が立候補の経験をすることが重要と考えている」と述べた。
公職選挙法では、当選する意思がなく売名行為を目的としているなど、無責任な立候補を防ぐために、各選挙に出馬する際に「供託金」を地方法務局に預ける必要があり、知事選では300万円と定められている。計30人の擁立には9千万円が必要となるが、立花氏は「全額、党で用意する」とした。
また、当初は100人の擁立を考えていたというが、「あまり出し過ぎても逆にふざけていると思われる」とした上で、「30人程度なら(政見放送を行う)NHKの編成にもそこまで影響がないだろうし、選挙ポスターの掲示板も区議会議員選挙では、もっと多くの人が立候補しているケースもある。30人が一番費用対効果が上がる」と説明した。
同団体は、「みんなでつくる党」に名称変更した旧NHKから国民を守る党とは別に新たに立花氏が設立した政治団体。

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