大型連休中に閣僚13人が海外出張…コロナ「5類」で昨年の8人から増加

岸田内閣は大型連休の期間中、首相を除く閣僚19人のうち13人が海外に出張する。新型コロナウイルスが感染症法上の「5類」に引き下げられてから初めての春の大型連休で、昨年の8人から増加した。
国際会議のための外遊が多い。5月2、3日にパリで開かれる経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会には、岸田首相、上川外相、斎藤経済産業相、河野デジタル相ら6人が出席する。ベルギーで4月30日に開かれた「日EUデジタルパートナーシップ」の閣僚会合には河野氏と松本総務相が参加。自見万博相は2025年の大阪・関西万博に向け、万博関係者らと会談するため、フランスと英国を歴訪中だ。
大型連休中の閣僚の外遊は恒例だが、20年には新型コロナの感染拡大で当時の安倍首相を含めた全閣僚が自粛した。21年は茂木外相(当時)の欧州訪問のみで、国民に行動制限を求めなかった22年は首相と閣僚の計11人が外遊した。

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