小池知事、港区長選当選の清家愛氏と連携確認…「活躍を心から祈っている」

東京都の小池知事は3日、港区長選(2日投開票)で自民党と公明党が推薦する現職を破って初当選した清家愛氏と都庁で会談した。面会は都側から打診したといい、知事と清家氏は連携していく方針を確認した。
知事は冒頭、「23区で7人目の女性区長。ママ友と一緒に選挙を戦ったと伺った」と清家氏を持ち上げ、「子育ての課題なども踏まえて、活躍されることを心から祈っている」と述べた。清家氏は「都と連携して、これからの日本を引っ張っていきたい」と応じた。
知事は区長選で自公と距離を取り、どの候補者も支援しない立場をとった。7月の知事選では自民との連携が取り沙汰されているが、5月の都議補選目黒区選挙区に続いて自民系候補が敗れたことで、今後の戦略に影響を与えそうだ。
会談後、取材に応じた清家氏は、3日午前に都側の打診で会談が急きょ決まったと明かした。区長選が知事選に与える影響を問われると、「特にそういう考えはない」と述べた。

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