北海道・旭川中央警察署は2024年6月3日、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで、旭川市に住む会社役員・伊藤雄摩容疑者(37)を現行犯逮捕しました。
伊藤容疑者は3日午後10時半すぎ、旭川市大町3条9丁目の道道で、酒気を帯びた状態で車を運転した疑いが持たれています。
付近をパトロールしていたパトカーが交差点で信号待ちをしていたところ、後ろから来た伊藤容疑者が運転する車が、信号を無視してパトカーを抜かしました。
警察官から停止を求められましたが、伊藤容疑者はそのまま逃走。電柱に衝突したあと、その衝撃で付近にいた別の乗用車にも衝突する事故を起こして停止しました。
この事故で、衝突した乗用車に乗っていた男性(30代)2人が軽いけがをしました。
警察によりますと、伊藤容疑者の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されました。また車には容疑者のほかに男性(30代)と女性(20代)も乗っていたということです。
調べに対し伊藤容疑者は「酒を飲んで運転したことはその通りです」と容疑を認めています。
警察は同乗者の男女が何らかの事情を知っているとみて話を聞くとともに、伊藤容疑者が飲んだ酒の量や足取りなどについて捜査しています。