関東以西の15都県に熱中症警戒アラート 今日9日(火)対象

環境省と気象庁は、今日9日(火)を対象とした熱中症警戒アラートを関東~沖縄の15都県に発表しました。対象地域では特に熱中症のリスクが高くなるため、こまめな水分補給を心がけるとともに、屋外での長時間の行動を避けて室内でエアコンを使用するなど、熱中症予防を万全に行ってください。
ムシムシとした不快な暑さに
▼熱中症警戒アラートの発表状況(計18地域)茨城県・東京都(小笠原諸島)・千葉県静岡県・愛知県・三重県和歌山県徳島県・高知県福岡県・長崎県・熊本県・宮崎県・鹿児島県(奄美地方除く)・奄美地方 沖縄本島地方・大東島地方・八重山地方今日9日(火)は太平洋側ほど強い日差しが照り付けて、体温レベルの危険な暑さが続きます。関東南部や静岡県、福岡県などは段々と雲が増えますが、ムシムシとした不快な暑さになります。熱中症警戒アラートの対象地域では暑さ指数(WBGT)も高くなり、熱中症のリスクが上昇するところがあるので、エアコンをつけたり、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。十分な睡眠と栄養補給も熱中症予防の基本です。
熱中症警戒アラートとは
熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
暑さ指数(WBGT)とは
暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

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